伊香保温泉(いかほおんせん)は、群馬県渋川市伊香保町にあり、
石段でも有名な温泉です。
群馬県には、有名な草津温泉もあります。
伊香保温泉の発見は、千数百年前の言われます。
その後、温泉街が戦国時代に作られ、長篠の戦いで負傷した武田方の
療養場として整備され、石段はこのときできています。
伊香保温泉の石段上の源泉脇に「伊香保露天風呂」があり、
石段途中に共同浴場「石段の湯」が設けられています。
明治時代以降、竹久夢二や夏目漱石、萩原朔太郎や野口雨情といった
多くの文人たちが訪れています。
温泉に行くと茶色の「温泉饅頭」がありますが、伊香保温泉が発祥の地です。
◇伊香保温泉には、『黄金の湯』と『白銀の湯』があります。
その泉質は、
・『黄金の湯』は茶褐色になる硫酸塩泉で、
・『白銀の湯』が無色透明のメタけい酸単純泉
です。
伊香保温泉の『黄金の湯』は刺激が少なく、肌に柔らかな湯であることから、
療養や静養の地として多くの人が訪れました。
期待される『黄金の湯』の効能は、
神経痛・神経痛・関節痛・切り傷・火傷などと言われます。
『白銀の湯』は、病後快復期・健康増進・疲労回復などです。
ただし、万人に効果があると保証されたものではありません。
◇伊香保温泉 交通アクセスは、
・JR上越線渋川駅下車。バスで約20分
・高速バス「上州ゆめぐり号」 新宿駅新南口より約2時間30分
・渋川伊香保インターチェンジより約20分
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